こんなこともあるアオリイカの船釣り
釣友にどうしてもと誘われて2週続けてのアオリイカ釣りとなりました。
本物のえさを使わず生き物を騙して釣り上げるという釣法は、サビキから始まり、かぶら釣り、えぎという漁師さんが考え出したものが昨今のルアーブームと重なり、釣りメーカーからたくさんの釣具が発売されるようになりました。
タチウオのテンヤ釣りもそうですが、鯛のかぶら釣り、アオリイカのエギを用いた釣りはアイテムをじっと固定していたのでは対象が反応しませんので、常に竿やリールを操作するというなかなか体力を使う釣りです。
この時期の釣りの対象魚が、タチウオ、アオリイカが多いのでこうした釣りをあまり好まない人をたびたび誘うのも気が引けるものです。
私もどちらかというと、餌で魚を釣るという行為の方を好みますので続けていくことは少ないのです。
家族ともども食べることは大好きですから、食べたい魚がある場合は食べることを優先して釣りに出かけるわけです。
アオリイカは食べておいしい対象なので、2週続けていくことはやぶさかではないのですが腕が未熟なので釣果が伴わないのと、道具(エギや錘)をロストすることが多く、費用もかさむのでちょっと二の足を踏んでおりました。
そして、誘われると嫌とは言いませんという仲間も一緒に出かけました。
天候も良く、行事もない日だったので乗合船は20人以上も乗るという状態で最近のアオリイカブームを反映しており、前回ぜんぜん違う状況で、お祭りはアリーの腕の差ははっきり出てしまうという結果でした。
竿頭は10杯以上釣っており、坊主の人も数名いましたから、多少場所の差はあるにしても腕の差は歴然です。
アオリイカは基本的に磯周りで底から1m以内くらいについており、餌となる小動物、小魚を捕食するようなので、潮の状態を考えながら釣っておりました。
なかなかないあたりを待っていると、やっとアオリイカが乗った様子です。
気持ちの準備ができていなかったので、ドラグ調整に手間取り、錘が磯にひっかかってどうしようもなくなちゃいました。
泣く泣くPEを手で持って引っ張ると、なんと高切れをしてしまうし、踏んだりけったりです。。
しょうがないなぁとあきらめてサイド、錘、リーダー、エギをつけて、次の1投のための準備をしていると、船の前方の方でなにやら騒ぎが始まりました。
前の方のお客さんのエギに、糸が絡んでしまったようでそれをはずそうとしていたようです。
その糸を手繰っているとなんと錘、リーダー、エギがついているようなのだそうです。
船長が上のほうから「そのエギにイカがついとる!」と叫んでいます。
副船長がPEライン、錘、リーダー、エギとイカを回収しました。
副船長から名を呼ばれてその場に行くと、私が先ほどなくしたエギです。
なくしたと思っていた錘、エギに加えて、1杯目のアオリイカまで帰ってきました。
船長もイカまでついているのはめったにないと驚くような出来事でした。
結局、私はもう一杯追加しただけでしたが、何となくすごく得をした気分になりました。
これならもう一回行ってもいいかなぁっと。
でも、同行者4名でアオリイカ2杯とスミイカ1杯では、もういやだという人ばかりだと思います。