船のアオリイカ釣り転じて甲イカ釣り
仕事の都合と天気でなかなかタイミングが合わず、ご無沙汰していた乗合船の船長に電話をかけました。
「他でばかり遊んどらんとうちにも来んとあかんでぇ」と一言。そんなつもりはないのですが、朝便でアオリイカを狙うこの船に乗るのは今期初めてです。
何回かトライしようとしたのですが、週末になると天気がぐずつき、土日両方が休みにならないという悪循環でした。
今回も土曜日は午前中雨風で出船中止。日曜日に何とか出せそうだということで出かけてきました。
雨は止んだものの、風は残り南西の風、出船時から白波が立っており、甲板はびしょぬれ模様です。
目的地に着いたものの、比較的沖合いのポイントでは風が強く釣りにならないという状態。
船長が船を操ってくれますが、やはり風裏の岸近くで釣る事となりました。
前日が出船中止ということで、この日に集中したのかお客さんも多く、副船長はお世話で竿出しできずという状態。
副船長は「本日の私のノルマはイカ釣りが初めての人2人にイカを釣らせること」と手取り足取りの指導に忙しそうでした。
潮は大潮、干満の潮位差はあるものの、釣行時間帯の潮位差はさほどないという状態でしたが、風と潮の流れが一致せずかなり釣りにくい状態での釣行となりました。
日が完全に昇るまでは、明るい色のエギが良いとの事ですが、私は新調した夜光性のエギを選びました。
アオリイカはご存知のとおり、海底より1m以上上というのが定説です。ここの船もリーダー+1m巻き上げてしゃくるように指導しています。
今日は潮が速いのですが、風があり、操作しにくいので少し短めのリーダーにして2mです。
風を避けての釣場は、底の状態はそんなに荒くないようで、周りを見ても頻繁に底とリをしていない人も根掛かりは少ないようです。
船上では甲イカが次々と上がり始めます。
この時期アオリイカはもう少し沖目の荒い磯あたりまで落ちている可能性が高く、根掛かりが少ないのなら、狙いを甲イカに変更することにして、もう1mほど棚を下ろすことにしました。
底とリをして、竿を水平な状態にして、リーダー+1mを巻き上げ、シャクリを入れては穂先を水面まで下げます。
イメージとしてはエギが底ぎりぎりまで落ちていく状態です。甲以下の場合は割りと勢いよくエギに飛びついてくるのか、鮮明にあたりが出ることが多いです。
クンと竿先がお辞儀しました。竿を立て聞き合わせをすると狙い通り乗っています。最初は胴長15cmほどでしょうか、小型の甲イカです。
タモ入れせず、抜き上げて目のあたりをつかんで、水を吐かせ、ビニール袋へ。
袋に入れた瞬間に墨をはいています。
バケツに投げ込んだり刺激を与えると周りが墨だらけになりますから注意、注意!
続けて、胴長20cmくらいのを2杯と、15cmくらいを1杯追加したところで、再度アオリイカ狙いに変更です。
リーダーを変え、底を1m切ったあたりに狙いを変えます。
エギもピンク、オレンジ、アジカラーといろいろローテーションを繰り返しますが、トンとあたりがありません。
周りは相変わらず甲イカが上がっています。やっぱり、甲イカ狙いかなぁと思っていたらまた、甲イカを釣り上げ、5杯になりました。
副船長も苦笑いしながら、船中で40杯以上の甲イカが上がっていると呟きます。
風は相変わらず強く、ポイントの移動ができないまま満潮の時間を迎えました。残り時間もあと1時間と少なくなり、船長の決断で、風が当たるけど根の荒いポイントへの移動です。
水深も40m近くになったでしょうか。潮も動き出し、風もあるので釣りにくいことこの上ないのですが、船長がたくみに船を操ってくれます。
そして、待望のアオリイカが隣の人に当たります。ちょうどその時わたしにもあたりがあったのですが残念ながら乗せれずじまい。
隣の釣友の満面の笑顔を横目にシャクリを繰り返します。
あたりがあったのはアジカラー。
やはり、根が荒く、風もあり、潮も動いているので船中トラブルだらけです。副船長はトラブルを解消するのにてんてこ舞い。
でも、アオリイカが釣れ始めたので皆さん真剣です。
私も胴長20cm超えのアオリイカを何とか取り込むことができ、ほっと一安心。金ベースのアジカラーにヒットです。
欲を言えばもう一杯アオリイカがほしいと思いながら、最後まで挑戦しましたが、タイムアップとなりました。
船全体でアオリイカ5杯、甲イカは40杯を超え、坊主の人はなしということで副船長も笑顔でした。もう少し、アオリイカが釣れれば言うことなしでした。
私も今シーズンのアオリイカはこれが最後と思っていましたが、ちょっと不完全燃焼。もう一回くらいチャレンジしたいなぁとおもっています。
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