病み上がりのキス釣り | 事務長の釣れ連れ日記

病み上がりのキス釣り

思わぬ体の不調から一ヶ月。
万全ではないものの1ヶ月も釣りをしていないと傷よりも気持ちがうずきます。
行きつけの遊漁船の船長から「土曜日来いへんか?」と電話があったのが火曜日。
水曜日の検診を受け、主治医から「順調や!」と言ってもらったら、もう気持ちは固まったも同然です。
いつもの釣友の2人に電話をかけて土曜日の段取りを決めました。
今回は車の運転を他の人に任せ、えらいさんのような釣です。
出船の時間より30分もはやく港につき、準備に入りました。
今日の乗り合いメンバーもそろい、定時よりもはやく陸払いです。
天気は朝もやがかかり、夏の天気。


昼からの晴天を予告しています。
釣り場まで約30分、のんびりと海からの景色を楽しみます。
朝早い海水浴場は人気はなく、風力発電のプロペラが静かにたたずんでいます。
人々の日常生活の開始の時間にはまだ間があり、道路を走る車の姿もまばらにしか見えません。
もっとも都会からは離れていますので、緑が多く、サラリーマンはほとんどいないのでしょう。
たまに走る車といえば、軽トラックが多いのですが。
釣り場が近づきいよいよ久しぶりのキス釣りです。
船長が「最近自作した釣竿を使ってみいへんか?」と竿を貸してくれました。
いつものことですが、最初の1尾を釣り上げるまではどきどきです。
船長の竿で3尾ほど釣り上げて、船長に竿を戻し、しばし釣竿の話で盛り上がります。
この船長は遊漁船を営んではいますが自分でも釣が大好きなようで、釣道具をいつも常備しており出船して時間があれば自分も竿を出しています。
キス釣りはあまり得意ではないらしく、アジ、メバルを釣らせると流石と言う外ないような技を見せてくれます。
口癖は、「海に聞いてくれ」。
釣れる魚の予想を聞くと必ずこの答えが返ってくるので、私は面白く何度もこの質問をしたりしています。
今回は言い訳でもなんでもなく、一ヶ月ぶりなのでのんびりと海の上で過ごすことができればよいと思っていましたので、船長といろんな魚の話をしながら、のんびりとできました。
釣った魚のおいしい食べ方を教えてもらったり、いつもなら持って返るのをはばかるような外道と呼ばれる魚を船長に捌いてもらい、帰ってからの料理の仕方を聞きながら下ごしらえをしてもらったりであっという間に時間が過ぎました。
釣果は家族で食べるには十分な量が釣れました。
帰りにみんなで温泉によって汚れと汗を落とし、昼食を摂って帰ります。
この仲間も病み上がりの私を気遣ってくれて、運転から何から代わってくれたのです。
人の優しさに触れ、大好きな海、釣りを楽しみ、本当に充実した休日となりました。
船長と友人たちに感謝です。

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